ノルマンディーの米軍墓地

史上最大の作戦（正式名称オーバーロード作戦）と呼ばれた
フランス・ノルマンディー地方の戦場跡を巡る旅２日目

一日目は下の地図の赤線で示したルートを移動。カーンの宿に泊まったあと２日目は、いよいよノルマンディー上陸作戦の激戦地、ブラッディーオマハと呼ばれたオマハビーチへ向かいます。２日目のルートは黄線です。カーンより高速を使いバイユーを経由してオマハビーチを目指します。

第一日目は東より西へ、ソード、ジュノー、ゴールドと三つのビーチを巡りました。


オマハビーチの標識があり、高速をおります。


プライベートライアンのオープニングシーンで有名な、米軍墓地に来ました。
正式名称　NORMANDY AMERICAN CEMETERY AND MEMORIAL　
オマハビーチをみおろす丘の上のColleville-sur-Merというところにあります。
ここにはノルマンディー上陸作戦で散っていった、9387人の米軍兵士たちが眠っています。

映画　プライベートライアン　より


つづく

射撃観測指揮所 ドイツ軍要塞6

トーチカ（射撃観測指揮所）の内部をみてみましょう。まず上の階。観測デッキ



海側を眺める



下の階（指揮所）↓　風通しがいいためか、意外とじめっとした感じはありません。



外にでてノルマンディーの海を眺めます。



この要塞跡や回りをまだ見たかったのですが、すでに時刻は午後９時近く。



ノルマンディーの戦場跡が夕日につつまれてくる。
長い一日が終わろうとしていた。

射撃観測指揮所 ドイツ軍要塞5

トーチカ（射撃観測指揮所）を正面から見てみます。６０年以上たってるとは思えないほど、外観はしっかり残っています。２階建て構造で、上が観測所、下が射撃指揮所のように使われていたのではないでしょうか。



上は全周囲が窓（開放）になっていますが、下の階も３方面が開放されています。これは、測距儀をおくためでしょう。以前の記事　グランド・バンカー博物館 4　で紹介した下の画像のようなもの。



前回、ノルマンディー上陸作戦を描いた戦争映画大作「史上最大の作戦」の撮影に使われた場所と紹介しましたが、連合軍の艦砲射撃を受けるシーンにもでてきます。↓



これは、映画ですが実際にもこのような戦闘が行われたのでしょう。



この映画はここ以外にもいろいろシーンを、ノルマンディーでロケしていますが、そのうち何箇所かに行くことができたので、のちに紹介したいと思います。

こちらはプルスカット少佐がトーチカに到着するシーン



ここですね




別の角度からも射撃観測指揮所（トーチカ）をみてみましょう。これは後ろ側からみたところ



横から見たところ