フランスはノルマンディー地方のヴィモティエールにあるティーガーⅠ(タイガー戦車・Tiger tank)と、WW2 D-DAY(operation overlord オーバーロード作戦) 史上最大の作戦と呼ばれた,
ノルマンディー上陸作戦の戦場跡を巡った旅の記録
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今回はトーチカ内部とドイツ海軍150mm砲を見てみます
このトーチカは前面が開放されていて、特にコンクリートによる防御があまり施されていませんが、これは空爆による破壊を防ぐ為と、この大砲が、対陸上戦闘用ではなく、あくまで艦船を攻撃するために作られているからでしょう。この要塞が作られている場所は、海岸沿いの崖の上なので、ここに上陸することは想定していないはずです。実際の戦闘では、連合軍の艦船との撃ちあいで、3台の大砲が使用不能になったそうです。 大砲は鉄板で覆われています。 大砲の後ろ側には、いくつかの小部屋があります。 ノルマンディーでは、このように大砲ごと現存している要塞は、きわめてめずらしいそうです。 PR
このノルマンディーにあるドイツ軍砲台は4つあるのだが、それぞれ保存状態で若干の違いがある。
一つ目は大砲がなく、損傷もはげしい。 2つ目、砲身が下を向いている 3つ目、前の記事でも紹介した、砲身が上を向いていてもっとも保存状態がよい、バンカー 4つ目は保存状態はあまりよくなく、きちんと写真は撮っていませんでした。 「記事の中で砲台、バンカー、トーチカなどいろいろな呼び方で書いていますが、フランス語でBatterie 英語battery 意味は砲台, 要塞とあります。 またこのようなコンクリートに覆われた陣地はトーチカと言うのがわかりやすいと思いますが、トーチカはロシア語で、日本語で訳すと、特火点または掩蔽豪等、一般的でない難解な言葉になります。また英語のBUNKER(バンカー)は広い意味で使えますし、現地での英語表記についていることが多いので、バンカーという言葉も使っています。いろいろ使用して混乱するかと思いますが、御了承ください。」 砲台を横から見たところ うしろにまわってみる。出入り口がある。 上に登ってみた。 トーチカの上から、海のほうを臨む。
Batterie de Longues-sur-Mer
ドイツ軍防御陣地 WN48 今回のフランス・ノルマンディー地方の戦跡を巡る旅で、もっとも行きたかった場所のひとつについに到着。前の記事「ノルマンディーの戦跡1 行程の説明」 で紹介した本「ノルマンディー上陸作戦」にのっていたドイツ軍の砲台(トーチカ)跡である。時刻はすでに19時すぎ、ありがたいことに6月のノルマンディ地方は、日が暮れるのが遅い。 ノルマンディーといえば、Atlantic Wallアトランティック・ウォール「大西洋の壁」ぜひドイツ軍の要塞跡を見てみたいと思っていた。しかし、調べてみるとノルマンディーの要塞やトーチカなどは、ことごとく破壊されていてきちんとした形で残っているのは少ないらしい。 もともと、上陸予想地点であるカレー地区のほうが、要塞が多く完成していて、ノルマンディーには少なかったという理由もあるだろう。 さてここは、Batterie de Longues-sur-Mer といってLongues-sur-Mer という村の近くにある、ドイツ軍の砲台あとである。海岸ぞいの崖の上のポニョ(汗)ではなく、崖の上につくられている。 この陣地(要塞)には、4つの砲台(トーチカ)と戦闘指揮所などが、ほぼ完全な状態で保存されている。 海に向けられて作られたトーチカ(バンカー)の中には、海軍の150mm砲がほぼ無傷で残っている。続く・・・ |
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