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フランスはノルマンディー地方のヴィモティエールにあるティーガーⅠ(タイガー戦車・Tiger tank)と、WW2 D-DAY(operation overlord オーバーロード作戦) 史上最大の作戦と呼ばれた, ノルマンディー上陸作戦の戦場跡を巡った旅の記録
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PS3/Xbox360用新作ソフトで、ミリタリー・シューターゲームの「SPEC OPS: THE LINE」が6月29日に発売となるのを記念し、イギリスのエンタメサイトdigitalspyとゲーム会社の2K Gamesが組んで、戦争映画ベスト10の投票を行った。そうだ。

1.『プライベート・ライアン』
2.『地獄の黙示録』
3.『ブラックホーク・ダウン』
4.『フルメタル・ジャケット』
5.『大脱走』
6.『ハート・ロッカー』
7.『イングロリアス・バスターズ』
8.『プラトーン』
9.『U・ボート』
10.『荒鷲の要塞』

という結果なわけだが、イギリスで決めたので、日本映画は、入らないのは仕方ないとして、これはあんまりだろうという映画が入ってたのは残念だ。

まず『イングロリアス・バスターズ』 絶対に金はらってみてはいけませんw
何がどうおもしろいのかまったくわからないし、戦争映画とはとても呼べない。
コメディー映画なの?

『ハート・ロッカー』たしか、アヴァターを破って、アカデミー賞を取ったと思ったが、2回見ようとは思わなかった。イラク戦争そのものを描いたものではなく(この点で戦争映画とはいえないような)占領後のテロに対する爆弾処理班を描いた映画。内容も主人公が爆弾でふっとんだら、映画終わっちゃうので、失敗もなくどんどん処理しちゃうというくだらなさ。この時点で緊迫感なし。

『大脱走』いい映画だとは思うが、捕虜収容所からの脱走劇なので、まともな戦闘シーンなし。戦争映画といえるのか?

『荒鷲の要塞』も戦争映画というより、スパイアクション映画といったほうがいいような気がする。

『地獄の黙示録』ワルキューレの流れるヘリの襲撃シーン以外はカットしてよしw

それから、この中から1位を選ぶとすれば、『ブラックホーク・ダウン』
ドキュメンタリーが原作なだけあって、とにかく戦闘シーンがリアルですごい。全編のほとんどが、作戦が始まって終わるまでの戦場を描いた、まさに戦争映画の傑作である。監督のへんな主観とかがなく、戦場の兵士たちをたんたんど描いている点も最高!

『プライベート・ライアン』は、ノルマンディー上陸の戦闘シーンなどすばらしいできだが、後半いらないドラマを入れてしまったため、ちょこっとマイナスで2位かな。
戦争というものは、真実こそがドラマであり、あえてストーリーを創作する必要はないというのが、私の見解である。

以上こ、独断と偏見にみちた戦争映画を愛する個人のたわごとでした。
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はっきり言って、期待はずれでした。韓国映画が日本軍の軍人を描けばどうなるか、ある程度想像はしていたが、この映画はひどすぎた。いや、韓国や中国では、多くの反日映画があるのだろうが、あまり日本では公開されないだけなのだろう。

しかし、この映画は日本で公開されるのを前提に作ってるわけで、それでもこの反日ぶりなのだから、あきれるばかりだ。この映画の中の日本人や、日本兵は、ほとんどバカで悪魔のような存在で、対する韓国人(当時、日本統治下であるので国籍は日本であるが、わかりやすく韓国人と記します)は、天使のような描かれかた。

具体的には、たとえばマラソン代表選考会で、主人公の韓国人が勝つのだが、日本人を代表にするため、失格としてしまい、そのため暴動が発生する。これは、映画の中の創作であろうが、史実では、ベルリンオリンピックに韓国人が、マラソンの日本代表として出場し、メダルをとっている。映画にもこのことがでてるのだが、これこそ、当時の日本が朝鮮人を差別せず同等に扱ったという事実ではないのか?

ともあれ、憎しみの連鎖では、永久に平和はおとずれない。なぜ世界からテロや戦争がなくならないのか、考えてほしいものだ。

注:私は、若いころ海外で韓国人や中国人の友人もいたし、人種や民族に対する偏見はまったく持ち合わせてはいないし、韓国映画や音楽も普通に見聞きするものである。上記の記載は、あくまで政治的趣旨はなく、映画の感想である。



楽しみにしていた戦闘シーンであるが、たしかに、はでで迫力はあったが、何か違和感があった。今考えてみると、どうも戦闘シーンが箱庭的なのだ。いかにもセットで撮りましたといったかんじがした。たとえば、ノモンハンの戦闘は広大な草原でのものだったはずだが、映画では、まさに庭の中で戦車が走り回っているかんじであった。

また、ソ連での場面は、完全に「スターリングラード」のぱくりであり、しかもスケール感のとぼしいもの。唯一の救いは、3号戦車らしきものがでてきたというところか。

ノルマンディーのシーンも、時間も短く、「プライベートライアン」と比べるのは失礼wだといったレベルか。

最後に、せっかくのすばらしい題材「ある日本人将校が、日本、ソ連、ドイツの3ヵ国の軍服を着て戦い、アジアからノルマンディーまで横断した」というものを、むりくり反日問題やマラソンとか二人の友情とかを取り混ぜた結果、わけのわからない映画になったということである。素直に、一人の日本兵の数奇な運命を映画化すれば、すばらしい感動大作になっていたのではないだろうか?

こんな映画より、小林源文先生の「ハッピータイガー」のほうが10倍おもしろい。

(あらすじ;日本軍の将校が、ノモンハン事変の戦闘により、モンゴル人に助けられて暮らすようになる。その後ソ連の徴兵にあい、独ソ戦でドイツ軍の捕虜になり、ひょんなことからティーガー戦車の砲手になる。転戦するうち、ノルマンディー戦に参加、そして・・・)




いよいよ本日公開された映画「マイウェイ 12,000キロの真実」であるが、本編はまだ見ていない。暇を見つけて早めに映画館にいってみたい。

この映画では3つの戦場が描かれているのだが、1939年ノモンハン事件、1941年独ソ戦・ジュコーフスキー、1944年ノルマンディー。最初の戦場がノモンハンである。ノモンハン事件が描かれた映画では『戦争と人間 第三部 完結編』以外はよく知らない。ソ連(ロシア)映画にはあるかもしれない。



ノモンハン事件(満州国とモンゴル人民共和国の間の国境線をめぐって発生した日ソ両軍の国境紛争事件・実質的には戦争)日本においては、あまり知られていないのではないだろうか。しかし、歴史上は、これによって、独ソ不可侵条約のあとの第二次大戦勃発 日ソ中立条約のあとの太平洋戦争開戦などに少なからず影響を与えた。

つまり、ソ連は日本が手ごわい相手だと思い、日本も本気でソ連とは戦争できないと考え、ソ連ははまず、ドイツと不可侵条約を結び、その直後、ドイツとソ連によるポーランド侵攻がおきる。さらに日ソ中立条約を結ぶことによって、日本は本格的に南下政策をとっていった。

考えてみれば、満州事変から泥沼の日中戦争、そして太平洋戦争へと日本を破滅への道に向けて突き進ませた、一つの原因は関東軍の暴走にあったのですが、このノモンハンもたぶんに関東軍の暴走により、いらぬ戦争をしてしまったということでしょうか。関東軍といえば、太平洋戦争末期にソ連軍が押し寄せて来た時も、住民を置き去りにして一足先(一部の現地召集の守備隊(捨石?)等を除く)に逃げ出したという、最後まで悪名を轟かせましたね。



予告編しか見ていないのはっきりとは言えないが、この映像から見る限り、爆薬を体に巻きつけて、敵戦車への自爆攻撃をしようとしてるようだ。たひかにノモンハンでは、日本の戦車では、ソ連軍の戦車にかなわず、対戦車砲や歩兵による決死の火炎瓶攻撃でソ連軍戦車を撃破したという事実はあるが、この時代に自爆攻撃はないだろうw
日本軍による自爆攻撃は、沖縄戦などの大戦末期であろう。

ついでに、映画の中では、強制徴用の朝鮮人(日本統治下)が、1939年のノモンハンの戦闘に無理やり参加させられているようだが、朝鮮人の徴兵が始まったのは、1944年のはずである。歴史的事実はきちっと守って映画を作っておらいたいものだ。


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