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フランスはノルマンディー地方のヴィモティエールにあるティーガーⅠ(タイガー戦車・Tiger tank)と、WW2 D-DAY(operation overlord オーバーロード作戦) 史上最大の作戦と呼ばれた, ノルマンディー上陸作戦の戦場跡を巡った旅の記録
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サン・メール・エグリーズ St Mere Eglise (Sainte-Mère-Église)



ノルマンディーの海岸部(ユタビーチ)より少し内陸にはいった所に、サン・メール・エグリーズ はある。ここを訪れたのは、やはり映画「史上最大の作戦」の影響である。映画の一シーンで、アメリカ軍空挺部隊の兵士たちが、あやまってドイツ軍守備隊がいるこの町の上に降下してしまい、大損害を受ける。一人の兵士は教会の鐘楼にパラシュートがひっかかってしまい、生き延びることができた。これは、映画の作り話ではなく、第82空挺師団のジョン・スティール2等兵の実話である。

映画の1シーンより






この映画「史上最大の作戦」のすごいところは、とにかく本物にこだわったところである。見比べてもらえれば、わかると思うが、史実と同じ場所で撮影されてるのである。




現在は、スティール2等兵の人形が教会の鐘楼にぶらさがっています。
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この旅行では、ビデオも撮ったのだが、それなりにいっぱい撮っているので、あまり見ていなかったりする。編集すれば、見る気にもなるけれど。それもまたけっこう面倒である。そこで、いっぺんに編集するのではなく、部分的に編集してみようと思った。第一弾として、オマハビーチで撮ったものを編集してみた。

ノルマンディーにある米軍墓地とその下に広がるオマハビーチ、フォックスグリーン地区(fox green sector)の浜辺,そしてもっとも抵抗が激しかったドイツ軍の抵抗拠点のひとつ、WN62を訪れた時のビデオです。


ドイツ軍の砲兵陣地があった場所を見てみましょう。現在は牧草地のようなかんじになっています。



あちこちにこのような大きく穴がありますが、上陸前の連合軍の砲爆撃によってあけられた穴です。コンクリートでできたバンカー(注)もほとんどが破壊されています。

注:トーチカといったほうがわかる人も多い(自分もそうでした)と思いますが、トーチカはロシア語であり、日本語では特火点または掩蔽豪等、難解な言葉になります。バンカーは広い意味で使えますし、現地での英語表記についていることが多いので、この記事では英語のBUNKER(バンカー)という言葉を使っています。また、海外で戦場の跡を訪ねる際には、このBUNKERという言葉を知っていれば役に立ちます。フランス語はわからなくても、ノルマンディーのような観光地では、英語の表記が必ずついているからです。



バンカーの形が残っている建物が一つあった。



前の記事で、かんじんの大砲がここにはなかったと書きましたが、おそらくあまりの爆撃の激しさに、大砲を守るために移動したのでしょう。

↓ こちらは、建物が完全に破壊させれて大砲の台座のようなものが見えています。古代遺跡のようにも見えますね。



岬より東側(オマハビーチ方面)を望む。



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