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フランスはノルマンディー地方のヴィモティエールにあるティーガーⅠ(タイガー戦車・Tiger tank)と、WW2 D-DAY(operation overlord オーバーロード作戦) 史上最大の作戦と呼ばれた, ノルマンディー上陸作戦の戦場跡を巡った旅の記録
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ponte de hoc

オック岬(Pointe du Hoc)の名前の由来になった帆のような形をした岩が見えます。
映画史上最大の作戦の撮影もここで、行われたそうです。

↓映画のシーンより。あたりまえですが、そっくりですw

史上最大の作戦

オック岬はアメリカ軍(以下米軍)の上陸予定地点であるオマハビーチとユタビーチのどちらも攻撃できる絶好のポイントで、米軍にとっては、上陸作戦を成功させるために、ここの要塞の大砲(155mm砲)を破壊しなければならなかった。
そこで本隊の上陸開始とともに、ジェイムズ・ラダー中佐ひきいる225名の米第2レンジャー大隊は敵の砲火の下、ロープと梯子を用いて高さ約30mの崖を登り、制圧することになった。

注:レンジャー大隊とは、現代で言う特殊部隊で、志願兵で構成される精鋭部隊である。映画プライベートライアンのミラー大尉も第2レンジャー大隊という設定になっている。



上から手榴弾や、弾丸が降ってくる中、ロープ1本で崖をよじ登るなんて、普通に考えたら自殺行為ですね。戦争とはほんとに、恐ろしいものです。


さて多くの犠牲を払って、レンジャー部隊は岬を制圧することに成功しましたが、目標であったはずの大砲は、すでにドイツ軍によって移動された後でこの要塞にはなかったそうです。この戦闘のあと、225名のレンジャー隊員の内、戦闘可能な兵士はわずかに90名だったそうです。

兵士たちが、命がけでよじ登ったであろう崖を上から覗く


反対側(西側)から岬を望む。いかに切り立った崖かというのがわかると思います。

オック岬 2


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映画「史上最大の作戦」で印象的なシーンにでてくる、ノルマンディーのオック岬は、オマハビーチとユタビーチにはさまれた所にある。オマハビーチからの道筋に、趣のある古城のような建物があった。

古城



とても古そうな建物であるが、今も普通に使われているようである。

ここからほどなくして、オック岬に到着する。




オック岬は、一大観光地となっているようで、りっぱな案内所があり、多くの観光客が訪れていた。


映画でみたとおりの、独特な形をした岩が見えた。
オマハビーチを離れ、オック岬に行く途中に博物館があったので、立ち寄りました。時間の都合で中は見ていません。
MUSEE D DAY OMAHA
外にはドイツ軍がビーチに置いた対戦車障害物や大砲などが無造作においてありました。

これはいったいなんなんでしょう?鉄でできた、ドイツ軍の銃座だと思われますが、軍艦とかからはずしたものなのでしょうか?

8.8 cm PaK 43/41
ここの目玉はこれでしょうか?現場には説明がついてなかったのですが、形から推測して、ドイツ軍の88mm対戦車砲 8.8 cm PaK 43/41 だと思います。

German 8.8cm FlaK 36
おなじく88mm高射砲(通称アハト・アハト)8.8cm FlaK 36?でしょうか。


パンター戦車の砲身?なんとも、展示の仕方が適当で、スクラップ屋さんのようです。w


外の展示物はこんなものでした。では、次回はオック岬を紹介します。


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